Shopifyのブログ機能を解説!ブログを成功させるためのツールも
著者:坂本彩(ayaaason)ECサイトの設立と運営に優れたプラットフォームがShopify(ショッピファイ)です。
Shopifyがツールとして優れている理由のひとつは機能性の高さ。
中でも、Shopifyのブログ機能は、商品の宣伝や顧客へのフィードバックに使えるので、購買欲やショップの信頼性を高める効果が期待できます。
この記事では、
- Shopifyブログ機能の基本情報
- Shopifyブログ機能のメリット・デメリット
- Shopifyブログ機能の使い方
これらのことを中心に詳しく解説していきます。
ECサイトの設立を検討されている、Shopifyのブログ機能に興味がある、Shopifyを現在使っている、これらに該当される方はぜひ参考にしてみてください。
Shopifyについて解説!
Shopifyとは、ECサイトのプラットフォームのこと。
カナダの企業が運営しているプラットフォームであり、
- 低コストで導入が可能
- 決済手数料が低い
- 幅広い機能への対応しており拡張性も高い
これらの理由から、全世界で高いシェアを誇るプラットフォームです。
2020年の5月時点で世界のCMS市場で第2位に浮上。
コストパフォーマンスが高い、外部連携サービスが豊富であり拡張性が高い、海外販売に強いといった強みがあり、日本国内においても徐々に注目され始めています。
Shopifyのブログ機能を徹底解説!
Shopifyではブログ機能を使うことで、サービスや商品に関する情報を顧客に伝えることができます。
ブログ機能には、サービスや商品の宣伝の他にも、企業理念やショップの内容、イベントやセールの告知にも使えるといったメリットがあります。
Shopifyのブログ機能とは?
Shopifyのブログ機能は、シンプルで必要最低限のツールに絞られており、初心者の方でも簡単に使える仕様になっています。
また、SNSとの相性が良いことも特徴。 ブログを作ることで、顧客の流入経路を増やすことが可能です。
Shopifyブログ機能のメリット
Shopifyのブログ機能を利用することで生じるメリットは大きく3つ。
- 訪問者との距離を近くできる
- SNSとの連携で販売や集客が行える
- SEO最適化が容易に行え、集客の助けになる
それぞれのメリットを詳しくチェックしていきましょう。
訪問者との距離を近くできる
ECサイトの運営では、”販売者と購入者間の取引のみの関係”が一般的です。
しかし、Shopifyのブログ機能を活用することで、運営側の意図や想いを購入者やサイトに訪れた人に伝えることができます。
たとえば、環境に配慮した製品を販売しているブランドであれば企業理念を顧客に伝えることで共感を得られ、ファンとして定着することも。
自身のブランドの理念や世界観を伝えることができるのは、ブログならではの魅力です。
SNSで販売や集客ができる
Shopifyでは、
- Pinterest といった、これらのSNSとの連携が可能です。
SNSとの連携を活用することで、サイトへの誘導はもちろん、SNS内でセールやキャンペーンの告知も行えます。
また、SNSの中には、SNS内で商品をそのまま販売できるものも。
Shopifyのブログ機能とSNSとの連携を上手く活用することで、集客や売上向上に繋がります。
SEO最適化が容易に行え、集客の助けになる
サイトの訪問者を増やすためには、検索上位に表示されることが必要であり、SEO対策をしっかり行うことが必要不可欠です。
しかし、自社で新しくメディアを1から作成するとなると、SEO対策は複雑で難しく、SEOの専門的な知識を持った人を雇用するとなると新たにコストがかかることにも繋がります。
Shopifyのブログ機能では、SEO対策関連の設定やリンクや動画、画像の挿入が簡単にでき、SEO最適化を簡単に行うことができます。
新しくメディアを作成するよりも、Shopifyのブログ機能を活用する方がおすすめです。
Shopifyブログ機能のデメリット
Shopifyブログ機能には、メリットが多い反面、デメリットもいくつかあります。
Shopifyのブログ機能を利用することで生じるデメリットは大きく分けて2つです。
- Wordpressにある機能がない
- ブログの投稿・管理の方法がわかりにくい
それぞれのデメリットをチェックしていきましょう。
Wordpressにある機能がない
WordPressの場合は、書式設定や機能はWindowsのWordに近い仕様になっており、多くの方に馴染みがある仕様となっています。
たとえば、
- 自動保存機能
- 元に戻す機能
- やり直す機能
- フォントサイズの調整機能
これらのような馴染みある機能がWordPressに搭載されています。
しかし、Shopifyのブログ機能は必要最低限の機能しか搭載されていません。 具体的には、フォントサイズや太文字といった簡単な機能が中心です。
WordPressにあるようなより細かい機能はないため、普段からWordPressを使用している方は注意しましょう。
▶︎ ShopifyにWordPressを連携させる方法はこちら
ブログの投稿・管理の方法がわかりにくい
Shopifyでは、ブログ記事を投稿する際にカテゴリーとして追加されることになります。
そのため、管理に注意が必要。
たとえば、ブログが複数のカテゴリーにまたぐことを防ぐために、1つの記事の投稿に対して、1カテゴリーにしておく必要があります。
また、追加したブログを管理しやすくするために、カテゴリーをツリー型にしておく必要があります。
Shopifyブログ機能の使い方
ここからは、Shopifyブログ機能の使い方や執筆のコツについて解説していきます。
各項目で解説をしていくので、導入されたばかりの方や、ブログ機能が上手く機能しないといった方は参考にしてください。
執筆画面に切り替える
まずは、オンラインストアからブログ記事へと進みましょう。 その後、ブログ記事一覧の『ブログ記事を作成する』を選択することで執筆画面に切り替えることができます。
- オンラインストアにアクセス
- 「ブログ記事」をクリック
- ブログ記事一覧にある「ブログ記事を作成する」を選択
- 選択後に執筆画面に切り替わる
手順は上記の通りになります。
タイトルとコンテンツを入力
ブログのタイトルは、訪問者が一番最初に目にするところです。
タイトルを作成する際は、訪問者が一目で記事の内容がわかるようにしておくことを心掛けましょう。
記事の内容は、ストアの商品やサービスの紹介、ストアの概要やストーリー、顧客へのストアアピールといったことが中心です。
それらをひとつのコンテンツとしてさまざまな形で表現することで、顧客を惹きつけましょう。
また、ブログ作成では、基本的な図や写真、リンクの貼り付けに加えて、HTMLでの編集も可能です。
抜粋を入力
抜粋とは、ストア内で表示されるブログの要約文のこと。 抜粋を設定しておくことでブログの内容を訪問者に簡単に伝えることができ、訪問者を惹きつける大切な文章となります。
Shopifyブログ機能でブログを投稿した場合は、抜粋を設定しなくてもブログを投稿することは可能ですが、顧客への適切なアプローチを行うためにも抜粋の設定が大切です。
SEO対策の設定
SEOの対策設定では
- メタタイトル
- メタディスクリプション
- URL設定
これらを設定することができます。 それぞれの用語と行うべきアクションを説明します。
メタタイトル
メタとは検索エンジンが最も重要にする要素であり、ここではブログのタイトルのことを指します。 タイトルにキーワードが入っていないと検索結果に表示されません。 必ず上位に表示されたいキーワードを盛り込むようにしましょう。
メタディスクリプション
メタディスクリプションとは、ページの概要説明のこと。 ウェブ検索で表示されたタイトルの下部に表示される文章で、ここではブログの抜粋を指します。 SEOとしての効果は薄いとされていますが、最適なデスクリプションを設定しておくことでブログのクリック率を高める効果が期待できます。
URL設定
ブログにアクセスするためのURLアドレスであり、このURLは自由に変更することができます。 デフォルトの設定の場合は、アドレス末尾が日本語表記されてしまうので、スリムにシンプルにわかりやすくするためにも、関連した英単語へ変更しておきましょう。
サムネイルの設定
ブログ記事では、記事の看板的な役割をするサムネイル画像を設定することができます。
サムネイル画像は、文字や装飾を入れる、顧客にあった画像を選択するといった工夫をすることが大切です。 訪問者にインパクトを与え、記事で伝えたいことを視覚的に訪問者に伝えることができます。
分類の設定
分類では著者やブログのカテゴリーを設定することができます。
カテゴリー分けやタグ付けをしておくことで、目当てのブログ記事を探しやすくなり、ブログ記事の管理もしやすくなります。
カテゴリー分けやタグ付けによって、ユーザーが関連記事を読んでくれる可能性が高まることも大きなメリットです。
チャネルトークも活用し集客効果を高めよう!
今回は、Shopifyブログ機能の特徴やメリット・デメリット、使い方について詳しく紹介しました。
Shopifyは、ブログ機能を上手く使うことで、より集客や売上の向上につなげる効果が期待できます。
ただし、単にブログを使うだけでなく、チャットボットを設置し訪問者へショップからアプローチをかけることも大切です。
Shopifyアプリのチャネルトークとは、100,000以上の導入実績を誇る日本最大級の接客チャット・CRMツール。
導入することによって、顧客とのWebチャット、社内のビジネスチャットとして使うことができ、顧客からの質問に対してのスピーディな回答も可能になります。
Shopifyとの相性も良く、また、LINEやInstagramといったSNSとの連携も可能。
チャネルトークを上手く活用することで、サイトへの集客増も期待できます。
ECサイトの売り上げ向上につながるチャネルトークをぜひ使ってみてください。
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