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このガイドは

顧客タグ

顧客管理の基本は顧客をしっかりと分類することです。顧客タグを活用して顧客情報を整理し、顧客を効率的に管理しましょう。

顧客タグ

2024年1月までに無効な文字を使用して顧客タグを生成すると、文字が使用可能な文字に自動的に置き換えられます。

2024年1月以降は自動で置き換えられないため生成されません。

  • . → - に置き換え

  • / → - に置き換え

  • $ → _ に置き換え

  • 空白 → _ に置き換え

  • \ →削除

顧客タグを活用することで顧客のタイプや特徴を記録し、顧客を区分・管理することができます。

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  • 1つの顧客につき顧客の特徴に合う複数のタグ(マルチタグ)を付けて管理することができます。

  • 1つのタグの中に下層タグ(デプス)を設定し、階層形式で顧客を効率的に管理できます。

  • 例)Aチャネルの顧客に [顧客区分/VIP]、[23夏イベント/当選]、[再入荷のお問い合わせ/リネンシャツ/M-アイボリー] など、デプス区分がされている複数の顧客タグを付けることができます。

顧客タグの生成

  • 有料プランご契約時

    • 連絡先管理から一度に多数の顧客を選択して作成および貼り付けることができます。

    • 連絡先管理の左側のメニューからタグ付けされた顧客数を確認し、顧客タグを修正することができます。

    • 顧客タグ管理ページでタグ付けされた顧客数を確認し、顧客タグを作成および管理できます。

    • 個々の顧客プロフィールにて作成および貼り付けが可能です。

  • 接客フロー自動化を使って自動的に顧客タグを付けることができます。

  • サポートbotのアクションで、特定の選択肢をクリックした顧客に自動的にタグを付けることができます。

  • 連絡先管理の詳細フィルター検索でタグが付いている顧客を確認し、メッセージを一度に送ることができます。(→詳細フィルター検索を確認する)

メニューで作成する

  • 方法:[連絡先管理] - [顧客タグの設定] で顧客タグの追加と管理

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顧客タグでは以下のルールが適用されます。

  1. 連絡先管理の左側のメニューで表示されるタグ名はアルファベット順です。(a-b-c...)

  2. 顧客タグは大文字と小文字を区別しません。(Aタグ=aタグ)
    先に生成されたタグの大文字と小文字を基準に表示されます。

  3. 顧客に付けられたタグは、最下位レベルのタグのみが表示されます。

  4. 1人の顧客に最大20個まで顧客タグを付けることができます。

連絡先管理で作成する

  1. 方法:[連絡先管理] - 左側のメニューからタグを追加する

  2. 方法:[連絡先管理] - 顧客選択後、顧客タグの列から追加および管理する

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顧客プロフィールで作成する

  • [連絡先管理] - [顧客プロフィール] で顧客タグを追加および管理する

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詳細に設定する

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  1. タグ名に / (スラッシュ)を入れて1つのタグを最大3段階に分類できます。
    例)再入荷に関するお問い合わせのうち、特定の商品名を分類するには「再入荷に関するお問い合わせ/VネックTシャツ」と設定し、さらにサイズや色について区分するには「再入荷のお問い合わせ/VネックTシャツ/Small」「再入荷のお問い合わせ/VネックTシャツ/ホワイト」と分類できます。

  2. タグを色分けできます。 機能別/テーマ別に同じ色でタグを作り顧客を分類することができます。

  3. タグの説明を記載し、どのような状況でそのタグを付与するのかを定義できます。

顧客タグのアクション

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一致する顧客のフィルタリング

  • 選択された顧客タグを連絡先管理の検索窓の詳細フィルターに自動変換し、該当タグが付いた顧客リストを素早く検索して読み込むことができます。

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  • 一致する顧客数には以下のルールが適用されます。

    • ">" で折れているタグは、下層タグが付いた顧客も含めた数を表示します。(全体)

    • "#" で広がっているタグは、そのタグが付いた顧客の数を表示します。(正確に一致)

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一斉配信の作成

  • 選択したタグが付けられた顧客を対象に一斉配信を送信できます。

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セグメントの作成

  • 選択したタグが付けられた顧客をグループ化して管理できます。

  • 保存されたセグメントにより顧客リストを素早く確認でき、CRMをマーケティング機能の配信顧客設定に設定できます。(→顧客セグメントCRMマーケティング機能を確認する)

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顧客タグの修正

  • 詳細アイコンをクリックして、タグの名前、色、説明内容を修正できます。

  • 一度に1つのタグのみを修正でき、上層タグ名を修正すると下層タグ名も一緒に修正されます。

  • 一覧からタグ名を変更後、顧客に付けられた既存のタグも一緒に修正されます。

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顧客タグの統合

  • 顧客タグの統合は、選択したタグを別のタグに併合させる機能です。選択されたタグの下層タグを含めて統合されます。

  • 一覧からタグを併合した後、顧客に付けられた既存のタグも一度に削除され、統合した新しいタグを貼り付けることができます。

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顧客タグの削除

  • タグを選択して削除できます。上層タグを削除すると下層タグも一緒に削除されます。

  • 一覧からタグを削除後、顧客に付けられた既存のタグも一緒に削除できます。

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顧客タグの活用

顧客タグのついた顧客は、問い合わせ時にどのようなタイプの顧客なのかの特徴を確認することができ、CRMをマーケティング機能で特定の顧客タグの付いた対象顧客を簡単に設置してメッセージを送ることもできます。

活用例

下の例のように、階層別に顧客タグを区分して設定することができます。

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ECの場合

  • 顧客区分:VIP、VVIP、内部人数、ブラック顧客、···

  • 再入荷通知申請:商品名/オプション名、···

  • 購入チャンネル:自社サイト、Shopify、楽天、···

医療系の場合

  • 患者タイプ:受験生、妊婦、青少年、更年期、···

  • 痛み:頭、首、肩(左)、···

  • 悩み:慢性疲労、ダイエット、免疫力、アレルギー、···

旅行会社の場合

  • 旅行地:大陸/国/都市、···

BtoBの場合

  • 顧客区分:供給Side、需要Side、開発者、···

教育やエージェントの場合

  • クラス/騎手/イベント/NPS - 参加者、受講生、当選者、回答記録、···

顧客メモの活用

顧客タグは最大128文字まで入力できます。128文字以上の詳細な顧客情報を記載する必要がある場合は、顧客タグの代わりに「顧客メモ」という顧客プロフィールのデータを活用してみてください。
(→顧客プロフィール情報の追加方法を確認する)

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他のマネージャーと一緒に確認が必要な引継ぎ事項は「顧客説明」フィールドを活用してみてください!

  • 顧客タグよりも長い詳細説明を設定することで、顧客情報と特徴を管理できます。

  • Shift + Enterで改行も可能です。

FAQ

削除したタグがまた生成されます。

接客フロー自動化またはサポートbotに削除したタグを追加するアクションが設定されている場合は、そのアクションでタグが再生成および追加がされます。接客フロー自動化またはサポートbotのアクション設定でも削除しようとするタグが自動生成および追加されないように削除してください。

タグ名を変更する際、既存の顧客タグに一括適用するにはどうすればいいですか?

以下の2つの方法で既存の顧客にも一括適用できます。

  1. 顧客タグの管理ページで設定

    • リストから名前を変更した後

    • 既存の顧客に付けられたタグも名前を修正するかどうかを確認するモーダルから一括適用を選択

  2. 連絡先管理から顧客選択後に変更

    • 詳細フィルターで顧客タグ(tags)が「既存タグ名」と「1つでも該当する」顧客を検索

    • 変更したい顧客を選択

    • テーブル上の右側にある「タグ設定」アイコンをクリック

    • 既存タグはチェック解除、新しい名前のタグを追加またはチェック後に保存

顧客タグはいくつまで作成できますか?

顧客タグは合計1,000個まで作成でき、1人の顧客に最大20個の顧客タグを付けることができます。

接客フロー自動化などで付与されるタグが20個を超えると、どのように動作しますか?

20個以降に付与されようとするタグは反映されず、先に付いている20個のタグのみ適用されます。

上層タグ名を変更すると、全ての下層タグも一緒に名前が変更されます。

上層タグの名前を変更すると、下層タグの名前まで一緒に変更されます。ただしリストからタグ名を変更したからといって、既存の顧客に付与されたタグまで修正されるわけではありません。

リストからタグ名を修正した後、顧客に付けられたタグも名前を修正するかどうかを確認するモーダルで、既存の顧客についていたタグも一緒に名前を修正することができます。

上層タグを削除すると、全ての下層タグも一緒に削除されます。

上層タグを削除すると下層タグまで一緒に削除されます。ただしリストからタグを削除したからといって、既存の顧客に付与されたタグまで削除されるわけではありません。

リストからタグを削除した後、顧客に付いているタグも削除するかどうかを確認するモーダルで、既存の顧客についていたタグも一緒に削除できます。

顧客タグの名前を変更できますか?

既に存在するタグの名前には修正できません、ただし統合機能により顧客タグを別のタグ名に統合できます。

例1)[A], [A/1], [A/2] をすでに存在する [B], [B/1], [B/2] に統合する場合

  • 下層タグから統合することで可能です。
    [A/1] → [B/1], [A/2] → [B/2] をまず統合し、 [A] → [B] を統合します。

例2)[A], [A/1], [A/2], [B] の顧客タグがある場合、[A], [A/1], [A/2] を [B] タグの下層に入れたい場合

  • 下層タグがない場合はすぐに名前の修正が可能です。
    [A/1] → [B/1], [A/2] → [B/2] に名前を修正します。

  • 下層タグを修正すると上位タグも統合することができます。
    [A] → [B] に統合できます。

上層タグを下層タグに統合することはできますか?

上層タグも下層タグに統合することができます。 例えば、顧客タグ [再入荷リクエスト] がついている顧客に対して再入荷案内を完了した際に、[再入荷リクエスト/案内完了] という下層顧客タグに統合(変更)することが可能です。