インスタグラムのDM機能活用で集客を!DM公開のメリットからうまく活用する方法まで徹底解説!
著者:半田恵清良(sooo_hc)Instagram(インスタグラム)はFacebook,Inc.が所有する写真・動画を共有できるSNSです。
投稿は公開したり事前に承認されたフォロワーと共有することができ、ユーザーは写真に「いいね!」をしたり、他のユーザーをフォローして自分のコンテンツをフィードに追加することが可能です。
Facebookが運営していることで、Facebookとの連携機能に強みがあり、利用者データの共有やFacebookと同じターゲット広告の仕組みを持っています。日本の月間アクティブユーザー数は2019年末時点で3000万人を超えました。
最近では企業がインスタグラムのDM機能を集客のためのツールとして活用しています。この記事ではDM公開のメリットからうまく活用する方法までを徹底解説しています。
インスタグラムにおけるDMとは?分かりやすく解説!
DMの機能とは
DMとはDirect Message(ダイレクト・メッセージ)の略称です。その名の通り任意の個人や企業などに直接メッセージを送ることができます。DMを利用すればメールアドレスを交換しなくても、メッセージのやり取りが行なえます。
TwitterやFacebookと同様にインスタグラムのDM機能はメッセージが第三者に見られることはありません。さらに一対一のやり取りだけではなく複数人でDM機能を使うこともできます。
また2020年4月からパソコンからもDM機能が使えるようになりました。そのためインスタグラムをビジネスシーンで活用する企業が増えたといわれています。
通知機能
インスタグラムには更新があった際に知らせてくれるプッシュ通知が備わっています。この通知機能を活用すればインスタグラムを立ち上げていなくても、着信音やバイブレーション、通知メッセージで知らせてくれるので見逃すことはなくなります。
プッシュ通知機能を利用するにはあらかじめ機能のオン・オフを設定しておく必要があります。設定は簡単に行なえますが、企業アカウントの場合はオンにすると、ひっきりなしに通知が届くことも考えられます。
インスタグラムの通知機能はDMのほかにメッセージやメッセージリクエスト、グループリクエストやビデオチャットなどの各機能を、個別にオン・オフ設定することができます。そのため特定の機能のみ通知機能をオンにするといいでしょう。
企業アカウントがインスタグラムのDMを非公開にしがちな理由
インスタグラムの企業アカウントや芸能人など有名人の場合は、DMを非公開にしているケースが多くあります。これは主に2つの理由からで、1つには迷惑メッセージが増えることと、2つには対応するために人員が割かれることです。それぞれ詳しく見ていきましょう。
迷惑メッセージが多いから
芸能人など有名人の場合はこの理由でDMを非公開にしているケースが多いでしょう。メッセージは良い内容のものばかりではありません。アンチからのメッセージやいたずらの連絡も数多く届くことがあります。 これらの事象を回避するためにDMを非公開にしているわけです。
対応工数が必要だから
企業の公式アカウントの場合はこの理由でDMを非公開にするケースが多いようです。名の通った企業であれば莫大な量のメッセージが寄せられます。それに対応するためには人員を当てなければなりません。そのためリソースが割けない企業は非公開にします。
企業の問い合わせフォームには消費者から数多くの声が寄せられます。ホームページの対応で精一杯となるので、それをSNSにまで手を広げるのは工数がかかりすぎるという判断です。
インスタグラムのDMを公開するとできること
インスタグラムのDMを非公開にすることは、インスタグラムを運用するという観点に立てば良いこととはいえません。ここからはインスタグラムのDMを公開するとできることについて具体的に解説しましょう。いずれも企業にとっては有利なことなので参考にしてください。
ユーザーの生の声が聞ける
インスタグラムのDM機能を活用すればユーザーの生の声を集めることができます。消費者のデータ収集には様々な困難があります。しかしDMなら比較的簡単に多くの消費者の意見を集められます。企業のマーケティングにとっては有効なツールといえます。
ユーザーとの距離が縮まる
=お問い合わせ窓口が企業のメールや電話の場合、問い合わせやコミュニケーションへのハードルが高くなります。しかし、DMといった普段から使っているツールを用いることで、メールや電話よりカジュアルなコミュニケーションをとることができます。そのことから、ユーザーとの距離を縮めることも可能です。
フィードを上位表示させることができる
InstagramのDMを活用することにより、フォロワーのフィードやストーリーズに、上位表示させることができます。上位表示のメリットはユーザーが確実に投稿を見て、「いいね」やコメントを残す機会が増えるということです。
Instagramは「いいね」やコメントの数によってエンゲージメント率を測ります。エンゲージメント率が高ければ、その投稿は人気投稿ということになります。人気投稿が増えればフォロワー数の増加にもつながるので大事なポイントといえます。
インスタグラムにおけるDMの使い方
ここからはインスタグラムにおけるDMの使い方について具体的に見ていきます。DMの閲覧方法や送信方法。相手のプロフィール画面から送信する方法や、送信したDMの消し方についても解説します。
DMの閲覧方法
自分宛てに送られてきたDMを閲覧するにはホームアイコンをタップしてから紙飛行機アイコンをタップします。DMが届いていれば何通来たのか数字で表示されます。
①ホームアイコンをタップ
②紙飛行機アイコンをタップ
DMの送信方法
DMを送信するには紙飛行機アイコンをタップし、ペンアイコンをタップします。次に送りたいアカウントを選択してメッセージを入力し送信すれば完了となります。
①紙飛行機アイコンをタップ
②ペンアイコンをタップ
③送りたいアカウントを選択
相手のプロフィール画面からも送信可能
メッセージを送りたいアカウントのプロフィール画面からメッセージをタップします。メッセージを入力したら送信してください。
①送りたいアカウントのプロフィール画面からメッセージをタップ
②メッセージを入力したら送信
送信したDMの消し方
間違えてDMを送信した場合は履歴ごと削除することが可能です。まず送信したDMを長押ししてください。次に送信を取り消せば完了です。
インスタグラムのDMを上手に活用する方法
InstagramでDMをうまく活用するにはいくつか押さえておきたいポイントがあります。それはクイック返信の活用とフォルダーを使い分けること。フラグの活用とフォロー外からのDMを見落とさないことなどです。それぞれ解説していきます。
クイック返信の活用
クイック返信は定型文をすみやかに返信できる機能です。一般的なやり取りではこの機能を使ってメッセージを送りましょう。クイック返信はビジネスアカウントのみ利用できる機能なのでご存じの方は少ないかもしれません。設定の手順は次の通りです。
①プロフィールのメニューバーから設定をタップ
②ビジネスをタップしてクイック返信へ
③新しいクイック返信をタップして任意のメッセージとショートカットを入力
④入力が終わったらチェックマークをタップ
フォルダーを使い分ける
インスタグラムのDMには一般とメインの2つのフォルダーがあります。フォルダーを使い分けることによりDMを整理しましょう。社内でルールなどを決めて運用すると混乱を避けることができます。
フラグの活用
インスタグラムのDMにはフラグ機能が備わっています。重要なメッセージにはフラグを付けて区別しましょう。長押しからフラグを選択すればメッセージの右上に三角形が表示されます。見落としはぐんと減るはずです。
フォロー外からのDMを見落とさない
フォロー外からのDMはリクエストという形で表示されます。その状態でDMを開くと「ブロック」「削除」「承認」という3つの選択肢が示されます。「承認」を選べばDMのやり取りが可能になります。リクエストは見落とすことが多いので注意してください。
無料のインスタグラムDM管理機能がオススメ
Instagramは若年層を中心に42.3%が利用しているSNSです。InstagramのDMをよりうまく活用したいなら、無料のInstagram DM管理機能を導入しましょう。
All-in-one接客チャット「チャネルトーク」は、Facebookの公式パートナーとして「無料Instagram DM管理機能」を正式搭載しました。Instagram DM管理機能によりビジネスアカウントの運営はさらなる広がりを見せるでしょう。
チャネルトークのインスタグラムDM管理機能と活用メリット
無料インスタグラムDM管理を使うとさまざまなメリットがあります。まずインスタグラムのDMを通じて顧客体験を向上させます。また大量のメッセージにも素早く効率的に管理や返信ができるので、顧客行動を分析して商品やサービス改善に反映させることも可能です。それぞれ詳しく見ていきましょう。
インスタグラムのDMを通じて顧客体験を向上させる
インスタグラムのDMやストーリーズに届く顧客からのメッセージの確認や返信が行なえます。また顧客がストーリーズでブランドアカウントをメンションした場合の確認や返信を送ることも可能です。
さらに商品についての問い合わせやファンのメッセージには有人で対応できるので売上の向上につながります。
大量のメッセージにも素早く効率的に管理・返信
メッセージに応じた返信や担当者の指定、およびチャット終了の自動化が図られ、ステータス管理ができるので返信漏れを防止します。また通知がスマートフォンにも届くためリアルタイムに返信することが可能です。
顧客行動を分析し商品やサービス改善に反映
自動および手動のタグ付けをしてメッセージ内容を分析します。分析結果はアンケートや顧客の声として社内で共有できるので、商品企画やサービス改善に反映させることが可能となります。顧客対応スピードやメッセージが多い時間帯を把握し、カスタマーサポート体制の最適化を図ることができます。
Instagramの効果を最大化させるチャネルトークとの連携に関する資料を公開中!
「Instagramの効果を最大化させるチャネルトークとの連携」について資料を公開中です!
この機会にぜひチェックしてみてください✅
ストーリーズとDMが連動?インスタグラムDM利用時の注意点
インスタグラムのストーリーズは人気の高い機能です。ストーリーズは24時間限定で動画を配信できますがじつはDMとも連動しています。ここからはインスタグラムのDMを活用する上で、ストーリーズでは注意を要するポイントについて解説しましょう。
ストーリーズで大量にコメントを送らない
ストーリーズでコメントを送ると相手にはDMとして通知されます。自分ではストーリーズを見た感想をコメントしているつもりでも、相手にとっては長く残るコメントとなるわけです。
リアルタイムでの反応のつもりでコメントを続けると、相手には大量のDMが送られてしまいます。そうなると悪質なフォロワーと勘違いされブロックされる危険があります。
ストーリーズでユーザー名を載せると通知が送信される
ストーリーズでユーザー名を載せると、そのユーザーに通知が送信されます。これもDMとなるので注意が必要です。特定のユーザーの名前をストーリーズに載せる場合は事前に許可を得ておくことが重要です。インフルエンサーの中には特に敏感な方がいることを忘れないでください。
「消えるメッセージ機能」にも注意
インスタグラムのDMには「消えるメッセージ機能」があります。これは相手がメッセージを確認した時点で、そのメッセージが消えるというもので「1回表示」を選択すれば一度の閲覧で消えることになり、「リプレイ許可」を選択すると二度の表示で消えることになります。
しかし企業の公式アカウントではこの機能を使うことはほとんど無いでしょう。もしプライベートのアカウントでこの機能を使い慣れている人は公式アカウントでは使わないように注意する必要があります。
まとめ
以上、インスタグラムのDM機能について解説してきました。企業の公式アカウントでは重要な機能であることがおわかりいただけたと思います。またチャネルトークでは、さらに便利な機能が実装されています。
これからの公式アカウントではDM機能をうまく使うことが求められます。企業の業績にダイレクトに結びつくものですから、DM機能をうまく活用してファンを広げていきましょう。