Shopify運営担当者にオススメしたいLINEとの連携
著者:半田恵清良(sooo_hc)ShopifyはECサイト構築プラットフォームの中で世界シェアNo.1を誇り、爆発的な成長を続けています。
そこで日本国内でもShopifyでECサイトを構築するブランドも増えていますが、
実際ECサイトを構築しても…
「ECサイトのCVRが低い・・・」
「LINEとShopifyを連携させて売上につなげたい」
「Shopifyで制作したECサイトに来たお客様とコミュニケーションを取りたい」
という方も多いことでしょう。
そこで今回はShopify運営担当者向けにLINE公式アカウントとShopifyを連携するメリットやCVRを高めるためにできることをお伝えします!
→ Shopifyのマーケティングを成功させるノウハウ集(PDF)も無料でダウンロードできます!
LINE公式アカウントとは?
LINE公式アカウントは、企業様のLINEアカウント作成し、LINEユーザに対して問い合わせ対応や情報発信、クーポンの発行が可能なサービスです。
Shopify・ECでのLINE活用が増えている理由
1. 利用者数が圧倒的に多いLINE
LINEは国内で月間ユーザー数が最も多いSNSとして、連絡用、コミュニケーションツールとして多くの人が活用しています。20代の利用率は90%を超え、30代~50代以上の比較的高い年代の人にも活用されています。 参照:LINE Business Guide 2021年1-6月期
2.LINEのメッセージ配信が高機能
一般的にメールの開封率は10~20%であることに対し、LINEの開封率は60%と言われています。 取得した属性や情報に基づく、オーディエンス機能を使って、ターゲットにマッチした効果的なメッセージを送信し、CVRを高めることができます。
参照:Penglue,LINEの公式アカウントでどんなことが出来るの? 〜LINE公式アカウント基本編〜
3.スピーディーな対応が実現でき、ログが残る
メールと比べるとLINEではスピーディーなやりとりやデータ収集に期待できます。
またやり取りは記録に残るため今後の販売に役立つ情報にすることができますし、やり取りの中で購買につなぐこともできます。
ECの売上向上やリピートの鍵となるCRM機能の活用
近年、ECサイトの増加によって新規顧客が獲得しにくくなっていることから、既存顧客のリピーター化が大きな課題になっています。
しかし、リピーター化といっても、顧客のニーズは多様化しており、従来の属人的な手法では顧客一人ひとりに合わせた提案をすることは難しくなっているのが現状です。
そこで、活用されているのがCRM(顧客管理)ツールです。
CRMシステムでは、それぞれの顧客に適切に対応するため、データベースなどで情報を記録・管理し、アプローチを行ったりします。
そうしたきめ細かな対応の継続が顧客のリピーター化を促すとともにLTVを向上させ、さらには優良顧客の育成につなげられると考えられます。
ここからはCRM機能としておすすめのチャネルトークをご紹介します。
Shopify、LINE、チャネルトークを連携するメリット
LINE公式アカウント(LINE@)とチャネルトークを連携することで、LINE公式アカウントが提供する自動応答機能と1:1チャットを同時に利用できるほか、チャネルトークが提供するシナリオ型のサポートbotまで利用して、一石三鳥でLINE公式アカウントの運用を効率化できます。今まで煩雑だったカスタマーサポート、マーケティングを一気通貫で管理できます。
1.LINE連携して、問い合わせの一元管理が可能に
LINE連携することで、Shopifyに設置したチャネルトークから流入した問い合わせと、LINE公式アカウントから来た問い合わせをチャネルトークの管理用アプリから一元管理・対応ができるようになります。
2.1対1のチャットと応答メッセージ機能を同時に利用できる
チャネルトークと連携すると、botモードで利用することになるので、お客様にチャットモードのように1対1の返事をしつつ、応答メッセージ機能もそのまま使えます!
(※LINEの管理画面のみでは、チャットモード(1:1トーク)を利用する場合には応答メッセージ機能は使えないですが、チャネルトークとLINE連携すれば可能です)
EC特化のCRMであるチャネルトークを活用した施策
ここからは、Shopifyとチャネルトークを連携させた時の施策や実現できることをお伝えします。
会員情報の一覧が閲覧でき、一括即時配信機能を使いナーチャリングを実現
連携した会員情報が自動で反映されます(下のイメージでは会員IDや料金プランの状況を連携しているのが見えます)
ECサイトの場合は、カート内金額や会員グレード、最新の注文番号など
このリストから顧客を検索したりし、その場で一括即時配信メッセージを送信することも可能です!
💡活用例:会員の方に個別に重要なお知らせなどをしたい場合にご利用ください。
このように、
・離脱しそうな顧客にリテンション誘導
・カゴ落ち対策で、カートに商品がある顧客を購買誘導
を行うことができるので、売り上げやLTVにも寄与します!
接客チャットから会員情報を確認しながらの応対が可能
会員情報を見える化して対応することで、顧客1人ひとりに合った対応・施策を行うことが可能です。
会員情報を元にターゲッティング設定し、マーケティングやサポートbotを出し分け、会員情報を連携すると、会員か非会員かや会員情報に連携された情報を元にマーケティング用途のポップアップやサポートbotを出し分けることができるようになります!
まとめ
EC事業者・Shopify担当者であればLINE公式アカウントの活用は必須になってきます。
顧客の声を聞きながら、CVRやリピート率を高めていきましょう💪
Shopifyの集客に関するお役立ち資料も公開中です!
この機会にぜひチェックしてみてください✅
Shopifyユーザーにおすすめの記事🗒
1.Shopifyの売上向上につながる顧客管理と、チャネルトークで実現できるCRM施策を紹介