チャットボット導入事例10選
企業別に活用例をご紹介💬
著者:坂本彩(ayaaason)
近年、中小企業から大企業まで幅広いサイトに導入され始めている"チャットボット"。チャットボットと一口に言っても、AIチャットボットやシナリオ型チャットボットなど、様々なタイプがあります!気軽に導入できるチャットボットとしてLINE Botの導入を検討する企業も増えています。
この記事ではD2C (ファッション/化粧品)、BtoB (Saas)、金融、サブスクリプション、教育・カウンセリングなど、幅広いサイトで導入されているチャットボットの導入事例を業界別に紹介していきます!
チャットボットとは?
皆さんは「チャットボット」をご存知でしょうか?
企業が、これまでは電話、メール、FAQページでの対応していた顧客からの問い合わせや疑問への対応を、チャットボットを利用することで、顧客サポートや案内を自動化できます。
チャットボット事例
※こちらも参考にしてください
チャットボットとは?導入のメリットや活用事例を分かりやすく説明
チャットボット導入のメリットと効果
チャットボットは、お問い合わせをする顧客側と、顧客対応をする企業側の双方にメリットがあります。
【企業のメリット】
チャットボットを導入することで、今まで社内スタッフが対応していた顧客対応を効率化することで、コストカットや、オンライン接客によるCVRの向上。 お客様を待たせさせない顧客へのリアルタイムなサポートや案内、複数の顧客への同時対応が可能になり、総合的な顧客満足度の向上が期待できます。
【顧客のメリット】
チャットボットを導入することで、電話やメールなどを使わずに気軽にチャットを使って悩みの解決ができ、複数の言語に対応していることや、問い合わせの返信を待つ時間が短いなど、より良い顧客体験が実現されます。
※こちらの記事もご参考にしてください
チャットボットのサービスを導入するメリットや比較ポイントを紹介
チャットボット導入の企業側の4つのメリットとユーザー側の2つのメリットとは?
業界別のチャットボット導入事例
1. D2C (ファッション/化粧品)企業事例
近年、盛り上がりを見せているD2Cビジネスを行っている企業でもチャットボットは積極的に導入されています。
Randeboo
画像引用:Randeboo
創業から2年でInstagramのフォロワー数約7万人を突破した、アパレルブランド「Randeboo」にもチャットボットが導入されています。中身が透けている鞄(see-through chain bag)が若者の間で一躍ブームとなりました。
Randebooでは、自社のブランドを販売しているECサイト内に、FAQbotを導入することで、顧客対応の効率化を実現しています。
D2Cビジネスなど、自社ECサイト経由で商品を販売している企業にとってチャットボットの導入は非常に有効です!
Chérize
画像引用:Chérize
化粧品ブランドのD2C事業を展開するChérizeのWEBサイトにはチャットボットが導入されています。
サイトに訪問したユーザーへ「商品に関する質問」「ご注文商品について」「支払いについて」など、シーン別の問い合わせ項目を用意することで、ユーザーにとっても、質問の入力をする手間が省け、事業者としても、問い合わせ対応を自動化することで、オペーレーターの対応工数の削減などに成功しています。
2. 金融業界事例
金融×テクノロジーを活かした企業の間でもチャットボットは盛んに導入されています。少々制度が複雑になりやすい金融サービスでもチャットボットを導入すると、問い合わせを自動化でき、大幅に人件費削減できます。
Payme
画像引用:Payme
給与即日払いサービスを提供するPaymeにもチャットボットは導入されています。
法人向けサービスを提供するWEBサイト、特にLP(ランディングページ)へチャットボットを導入することは、導入検討を迷っているお客様とコミュニケーションが取れるようになり、とても有効です。
チャットボットでのお問い合わせは、電話やメールよりも気軽にお問い合わせできるので、お問い合わせからの、サービス導入や商談獲得のアップが期待できます。
実際にこのようにサービス紹介資料などに誘導することで申込率UPが効果が期待できます。
justincase
画像引用:justincase
「わりかん保険」などの提供で話題になっているjustincaseにもチャットボットが使われています。チャットボットを導入することで、申込フローの細かい点など、自社サイトに訪れた導入検討中のお客様が事前に簡単に知ることができます。
事前よく聞かれる質問をチャットボットのシナリオを登録しておくことで、問い合わせの応答を自動化でき、コストカットも期待できます。
3. SaaS業界事例
SaaS(Software as a Service)と呼ばれるWEB上で利用できるソフトウェア・WEBサービスとチャットボットの相性は抜群です。
INVOY(OLTA)
画像引用:INVOY
請求書を、必要な時に資金化できるクラウドファクタリングを運営するOlta社が提供する請求書・領収書・見積書の作成が無料で簡単に作成できるINVOYでもチャットボットが導入されています。
サービスを導入するか迷っているユーザーの方からの疑問を解消することによる成約率のアップや、サービスの操作方法の不明点や既存顧客に使い方を案内することで、顧客満足度のアップが期待できます。
Parame Check
採用人事向けにオンラインリファレンスチェックのサービスを提供しているParame Check にもチャットボットが導入されています。
「リファレンスチェック」というまだ国内ではこれから認知が上がっていく採用手法についてなど、導入検討中のお客様が事前に気軽にチャットボット経由で質問できることで、リード獲得(商談獲得)や、契約の成約率アップなどが期待できます。
サービスコンセプトや概要資料などを事前に送ることでサービスの導入率UPに繋がります。
4.サブスクリプション業界
月額定額のサブスクリプションモデルとして、近年注目を集めるビジネスを行う企業にもチャットボットは多く導入されています。サブスクリプション契約しようか迷っている顧客候補の方をサポートするために、チャットボットは非常に有効です。
COTTEA
画像引用:COTTEA
サブスクリプションモデルで、毎月、お客様へ美味しいコーヒーをお届けするCOTTEAにもチャットボットが導入されています。
チャットボットを導入すれば、実際に、契約を検討されているお客さまの要望を聞き、最適なプランを提案することなどが、非常に簡単に設定でき、オペレーターの仕事を簡易化ができます。
よくある質問などをまとめておくことで、返答を自動化できます。
POTLUCK
画像引用:POTLUCK
POTLUCKは定額制テイクアウトアプリです。定額制で、手づくりのあたたかい料理を忙しいランチタイムも、一日頑張った日の夜ごはんもテイクアウト1日2回までのご注文が可能です。
事前予約をすると飲食店ですぐに受け取りが可能なので、ランチタイムの混雑や忙しくて夕食が作る時間がないという悩みから開放されます。
サービスの使い方の案内や疑問点の解決に限らず、食に関する豆知識などもチャットボットに組み込むことで、楽しいユーザー体験をすることができるようになっています。
5. メディア業界
企業が運営するブログやWEBメディアにもチャットボットは有効です。サイト訪問者が記事を読んで、そのまま問い合わせなどに繋げることができます。
formLab(formrun)
画像引用:formLab
サイト上に用途に即したフォームを簡単作成できるサービスであるformrun社運営するWEBメディアである"formLab"へもチャットボットが導入されています。
メディア上の記事を読んで、サービスに興味を貰い、そのまま問い合わせや疑問点について質問できるので、非常に良いUX(顧客体験)が実現されています。
説明シナリオを階層毎に枝分かれすることで、かなり詳細な機能説明も実現できます。
INQ magazine(INQ)
画像引用:INQ magazine
スタートアップ/ベンチャーの融資サポート事業を行うINQ社が運営する起業家のためのファイナンスメディアである"INQ magazine"へも、チャットボットが導入されています。
起業家の方が、ファイナンス関連の記事を読み、そのままINQ社への融資サポートについて問い合わせることができ、サイトへの訪問者も、運営者も煩わしくなく適切なコミュニケーションが取れる設計になっています。
相談にきたお客様をチャットボットからスタッフに繋げることで快適なユーザー体験を実現しています。
チャットボットの作り方
今回の導入事例で紹介したようなチャットボットを作るには時間がかかるのではないか、開発が必要になるのではないかと思っている人が多いと思いますが、チャネルトークのチャットボットは開発が一切必要ありません。チャットボットの業界・ユースケース別のテンプレートも用意しているので10分程度でサイトにリリースすることができます。
チャネルトークのチャットボット サポートbotのチャットボット業界・ユースケース別テンプレート
チャット接客事例集を公開中
・CVRを最大200%改善し、客単価を1.6倍にした事例
・問い合わせ対応時間を最大75%削減した事例
・お客様をファンに変えてブランディングを強化し、リピート率70%を実現した事例
を公開中です。