Tessa • CX Manager / Product
CRMマーケティングの自動配信のアップデート情報をご案内します🎁
特定の商品を購入した顧客により効果的にターゲットして、マーケティングメッセージを配信できるようになりました!
これまでは特定の商品を購入した顧客にメッセージを配信したかった方も、今回のアップデートで商品ごとに綿密に顧客をターゲティングして、顧客に合ったマーケティングを自動で配信できます💪
決済完了または注文完了イベントのプロパティで「商品一覧」を使用できるようになりました。
これまで
:通貨、注文番号、決済手段などの情報は提供していましたが、商品に関連したプロパティは提供していませんでした。
アップデート後
:商品一覧プロパティを使用し、特定商品を注文した顧客をターゲティングできます。
追加トリガーとゴール達成をより詳細に設定できます。
これまで
:
追加トリガーでは、配信トリガーと待機時間の間に追加トリガーが発生する時/発生しない時に対してのみ設定できました。
ゴール達成では、メッセージ閲覧後に特定のイベントが発生したのかのみを設定できました。
アップデート後
:
追加トリガー:配信イベントで設定されたプロパティと同じ場合にのみトリガーでき、
ゴール達成:配信イベントまたは追加トリガーで設定されたプロパティと同じ場合にのみゴール達成のトラッキングができるようになりました。例えば、カート追加した商品と購入した商品が同じであればトラッキンができます。
「商品一覧」が表示されないときは?
商品一覧を提供している特定のイベントを発生させる必要があります!
例)決済完了の場合、実際に決済完了が発生すると、その数分後にトリガー設定で「商品一覧」が表示されるようになります。
「商品一覧」を使用できるイベントを準備する必要があります!
カートビルダーで構築しているサイト:ビルダーごとに商品リストを提供しているイベントを確認してください。
ビルダー | 商品リストを提供しているイベント |
Shopify | 注文開始、注文完了、決済完了、返金完了 |
カラーミー | 注文完了 |
Cafe24 | 注文完了、決済完了、配送開始、配送完了、交換受付、キャンセル受付、返金完了 |
自社構築サイト:開発ドキュメントを参考に、イベントに商品関連のプロパティを呼び出せるように開発が必要です。(→開発ドキュメントを確認する)
すでにプロパティをセッティングして使用している場合でも、開発ドキュメントに記載している形式と同じでないと使用できないため、一度ご確認ください。
自社商品の名前とIDを事前に確認してください!
マーケティングメッセージの設定時、主に商品名やIDを使用します。"同じ商品"の基準が商品名(または商品ID)のためです。商品IDはビルダーごとに以下の場所で確認できます。
Shopify:管理者ページ>商品詳細ページURLの1番最後の数字
Cafe24:商品>商品一覧 をExcelでダウンロードした時の"商品番号"
特定商品(A)を購入してから30日以内の顧客にリマインドメッセージを配信
配信トリガー:決済完了(または注文完了)+商品一覧>商品名 - A
待機:30日
追加トリガー:決済完了(または注文完了)を"実行しない"+商品一覧>商品名 - A
マーケティングメッセージで特定商品(B)を購入した時にのみゴール達成をトラッキング
ゴール達成イベント:決済完了(または注文完了)を実行する+商品一覧>商品名 - B
商品ページを閲覧してから1日の間に閲覧ページと購入商品が同じで且つ、その商品が購入されていない時にメッセージを配信
配信トリガー:商品詳細ページ閲覧
待機:1日
追加トリガー:決済完了(または注文完了)を実行しない
詳細設定>"以前のイベントとプロパティ値の一致チェックをしない"をクリック>"商品詳細ページ閲覧"を選択
"商品詳細ページ閲覧"と"決済完了"それぞれに"商品ID(または商品名)"を選択
商品詳細ページ閲覧>商品ID
決済完了>商品一覧>商品ID
原文:Marie(Product Marketer in Korea)
翻訳:Tessa(CX/Product in Japan)