楽天市場のリピーターを増やすには?R-Mailと標準機能で組み立てるリピート施策の設計

Hieu • EC・BtoB SaaS・toCプラットフォームの営業担当。チャネルトークのメンバーとして、EC・カスタマーサポート(CS)に従事する企業様への提案・伴走実績を元に、顧客体験(CX)向上や売上につながるリアルな現場の情報を発信してます。

楽天市場で安定して売上を伸ばしている店舗には、1つの共通点があります。それは「リピーターからの売上比率が高い」ことです。新規顧客の獲得コストが年々高騰するなかで、一度購入してくれたお客様にいかに再訪してもらうかが、利益を最大化するうえでの鍵になっています。

楽天市場は、日用品からグルメ、ファッションまで幅広く商品を取り扱う日本最大級のインターネット・ショッピングモールであり、多様なジャンルの店舗が出店しています。

それだけに競争も激しく、一度接点を持ったお客様にいかに再訪してもらうかが、店舗の安定成長を左右します。

そのリピート施策の「起点」として実行しやすいのが、楽天RMSで使えるメール配信機能 R-Mail(申込制・基本料金は無料)です。

本記事では、R-Mailを軸に楽天市場でリピーターを増やすための施策を体系的に整理したうえで、運用上の注意点、顧客セグメント別の運用設計、そしてR-Mailの効果をさらに高める“+α”の領域まで踏み込んで解説します。

施策をただ並べるのではなく、「どの顧客に・何を・いつ届けるか」という運用設計の視点で読み進めていただけるようまとめています。

R-Mailとは?楽天市場でリピーターを増やす施策における位置づけ

(出典:楽天市場「メール配信(R-Mail)」ページ

R-Mailとは、店舗運営システム「楽天RMS」で利用できる、既存顧客向けのメール配信機能です(オプション機能のため利用申込が必要です)。新商品やセール、クーポンの案内などを、自店で購入・メルマガ登録したお客様へ直接届けられます。

リピート施策の起点としてR-Mailが優れているのは、次のような特徴があるためです。

  • 低コストで運用できる

    月額の基本料金は無料で、配信は1通あたり1円(税別)。一定条件を満たす対象者には、楽天提供のリストを使って週1回無料で配信できる枠も用意されています。

  • 複数のメール形式を使い分けられる

    PCテキスト・HTML・レスポンシブ・モバイルテキスト・モバイルHTMLの5種類があり、商品画像やバナーを使った訴求力の高いメールも作成できます。

  • 配信先をセグメントできる

    購入期間・購入履歴(購入回数など)・誕生月などの条件でリストを絞り込み、対象を限定した配信が可能です。設定した条件は保存でき、常に最新の対象者リストを作成できます。

つまりR-Mailは、単なる「お知らせ配信ツール」ではなく、既存顧客と継続的な接点をつくるCRMの土台になる機能です。まずはこの機能を使いこなすことが、楽天市場でリピーターを増やすための第一歩になります。

なぜ今、「リピーター育成」が重要なのか

具体的な施策に入る前に、なぜリピーター育成にここまで力を入れるべきなのかを整理しておきます。理由は大きく3つあります。

  1. 新規獲得コストが高騰している広告費の上昇により、新規顧客の獲得単価は上がり続けています。一方、既存顧客への再アプローチはR-Mailのように低コストで実行でき、費用対効果が高くなります。

  2. LTVが高まりやすい:一度購入して信頼関係ができたお客様は、2回目以降の購入につながりLTV(生涯価値)が伸びやすい傾向があります。顧客一人あたりのLTVを伸ばすうえで、リピートは欠かせません。

  3. 良い口コミの起点になる満足したリピーターは、高評価レビューやSNSでの拡散を通じて、新規顧客の獲得にも貢献します。

ここで重要なのは、リピート施策を「単発のクーポン配布」で終わらせないことです。顧客を状態別に分け、それぞれに合ったアプローチを設計する という戦略的な視点を持つことで、施策は初めて積み上がっていきます。この設計思想を前提に、次章から具体的な施策を見ていきましょう。

R-Mailを起点にした楽天独自のリピート施策を4つに体系整理する

楽天市場には、R-Mailと組み合わせることで効果を発揮する独自の仕組みが揃っています。ここでは、リピート促進に直結する4つの施策を「誰に・何を届けるか」の観点で体系的に整理します。

施策1:ターゲットメールクーポン(R-Mail × クーポンの連動)

基本かつ効果的なのが、セグメント配信とクーポンを連動させる方法です。

RMSのクーポン機能では、有効期間・対象商品・購入金額などの条件を細かく設定できます。

このクーポンを「非公開設定」にしたうえで、R-Mailの特定セグメント向け配信に組み込めば、そのメールを受け取ったお客様だけが使える限定クーポン を届けられます。

「あなただけの特別オファー」という特別感は、一斉配信のクーポンよりも開封・利用の動機づけになりやすく、リピート購入のきっかけをつくります。

施策2:購入履歴に応じた段階的なクーポン配信

R-Mailのセグメント機能では、購入履歴にもとづいて配信先を絞り込めます。

購入履歴(購入回数など)のステージごとにオファーを変えることで、お客様の購買段階に合わせた段階設計ができます。

顧客の状態

配信内容の例

初回購入のみ(1回)

2回目購入を後押しする「初回お礼クーポン」

リピート初期(2〜3回)

関連商品・まとめ買いを促すクーポン

優良顧客(例:5回以上)

上位顧客向けの特別クーポンや先行案内

一律のクーポンを全員に配るのではなく、購入履歴(購入回数)に応じて訴求を変えることで、無駄な値引きを抑えつつリピート率を高められます。

施策3:楽天会員ランクを活用した施策

楽天には、過去6ヶ月のポイント獲得状況に応じて毎月判定される「会員ランク(レギュラー〜ダイヤモンド)」があります。

クーポンには「ダイヤモンド・プラチナ会員限定」のような会員ランク条件を設定できるため、楽天市場全体での購買が活発なヘビーユーザー層に絞った訴求が可能です。

ただし押さえておきたいのは、会員ランクは楽天市場全体での利用度を示す指標であり、自店での購入履歴やロイヤルティを直接表すものではない という点です。「楽天のヘビーユーザーへの新規・再訪促進」には有効ですが、自店のファン育成を狙うなら、前述の「購入履歴セグメント」と組み合わせて使うのが現実的です。

参考:楽天会員ランク制度とは - 楽天会員(公式FAQ)

施策4:楽天ポイントを活用したリピート促進

ポイントは楽天市場の購買行動を強く左右する要素です。楽天ポイントは1ポイント=1円として利用できるため、ユーザーにとって値引きと同等の魅力があります。

店舗独自のポイント変倍(ポイントアップ)施策を、R-Mailの告知と合わせて実施することで、再来店の動機をつくれます。

楽天市場では、お買い物マラソンやスーパーSALEといった定期的なセールで高額商品やまとめ買いがお得になるタイミングがあり、ここに店舗のポイントアップを重ねると効果が高まります。

特に有効なのが「期間限定」での訴求です。

ポイントアップの実施期間をあらかじめ区切って告知することで、「今、買う理由」を生み出し、後回しにされがちな再購入を前倒しさせる効果が期待できます。

施策別「誰に・何を・いつ」を整理

ここまで、ターゲットメールクーポン・購入履歴別の段階配信・会員ランク施策・ポイント施策という4つの打ち手を見てきました。

それぞれ単体でも効果はありますが、リピート施策で成果を出す鍵は「どの顧客に・何を・いつ届けるか」を組み合わせて設計することにあります。

4つの施策を一覧で整理すると、次のようになります。

施策

主な対象

届ける内容

タイミングの例

ターゲットメールクーポン

セグメントした特定顧客

限定(非公開)クーポン

再購入を促したい時期

段階的クーポン配信

購入履歴別の各層

購入履歴に応じたクーポン

購入後の経過日数に合わせて

会員ランク施策

上位会員ランク層

ランク限定クーポン

高単価商品の訴求時

ポイント施策

既存顧客全般

期間限定ポイントアップ

セール・イベント連動時

このように施策を整理しておくと、次章以降の「運用設計」に落とし込みやすくなります。

運営者が見落としやすいR-Mail運用の「注意点」5選

R-Mailは手軽に始められる一方で、仕様を正しく理解しないまま運用すると、思わぬ取りこぼしやコスト増につながります。

ここでは、現場で見落とされやすい5つの注意点を「押さえておきたい理由 → 対応ポイント」の順で整理します。

注意点1:週1回の「無料配信枠」は楽天提供の対象リスト限定

R-Mailには一定条件で週1回の無料配信枠がありますが、これは楽天が提供する「週1回無料配信対象ユーザへ送信」リスト(毎週日曜0:00〜土曜23:59/一定期間内に反応があったユーザーなどが対象)の利用が前提です。

購入履歴や購入金額で自由に絞り込んだセグメント配信は、原則として1通あたり1円の配信料がかかります。

押さえておきたい理由

「メルマガは無料で送れる」と思い込んだまま運用設計すると、本来狙いたい優良顧客向けのセグメント配信のたびにコストが発生し、想定より配信費がかさみます。

逆に、無料枠の存在を知らずに配信頻度を抑えすぎ、接点機会を逃しているケースもあります。

対応ポイント

無料枠と有料配信の線引きを運用ルールに明記します。

「全体への定期接点は無料枠」「優良顧客・休眠顧客への狙い撃ち配信は有料セグメント」と役割分担し、配信コストを織り込んだうえで施策を設計しましょう。

注意点2:R-Mailが届くのはメルマガ受信を許諾した登録者だけ

R-Mailの配信対象は、メルマガ受信を許諾している登録者に限られます。

購入者であっても受信許諾をしていなければ届かず、サイト来訪者全体にリーチできるわけではありません。

押さえておきたい理由

「購入者全員にメルマガで再訪を促せる」という前提で施策を組むと、実際のリーチ母数が想定を大きく下回ります。

リピート施策の効果が頭打ちになっても、原因が「配信内容」ではなく「母数(受信許諾者数)」にあると気づきにくくなります。

対応ポイント

購入後フォローや同梱物、サンクスメールで受信許諾を促し、配信対象の母数そのものを増やす施策を並行して回します。「配信改善」と「母数拡大」は別の課題として管理しましょう。

注意点3:会員ランクは楽天全体の指標。自店のロイヤルティと混同しない

会員ランクは過去6ヶ月の楽天ポイント獲得状況に基づく楽天市場全体の指標であり、自店での購入頻度や愛着を示すものではありません。

押さえておきたい理由

会員ランク限定クーポンを「自店の優良顧客向け施策」と誤認すると、実際には自店で一度も買っていない楽天ヘビーユーザーに特別オファーを出してしまい、狙いとズレることがあります。

対応ポイント

「楽天全体のヘビーユーザーへの新規・再訪促進」と「自店ファンの育成」を分けて考えます。後者には自店での購入実績にもとづくセグメントを主軸にし、会員ランクは補助的に組み合わせるのが現実的です。

注意点4:メール形式によって届く相手が変わる

R-Mailのメール形式は5種類あり、形式によって届けられる相手が異なります。

PCテキスト・HTML・レスポンシブはPC/スマートフォン向けアドレス宛て、キャリアアドレス(docomo.ne.jp等)へ届けるにはモバイルテキストまたはモバイルHTMLを使う、という形式ごとの特性があります。

押さえておきたい理由

形式と配信先アドレスの相性を意識しないと、たとえばキャリアアドレス中心の層に対してPC向け形式を選んでしまい、想定した相手に届きにくくなることがあります。

画像で訴求したいのにテキスト形式を選んでしまい、クーポンの訴求力が出ないといったミスマッチも起こります。

対応ポイント

配信前にテスト送信で表示を確認し、ターゲットのアドレス種別・デバイスに合わせて形式を選びます。

視覚的に訴求したい層にはHTML系、キャリアアドレス中心の層にはモバイル形式を基本にするなど、顧客層と形式の対応を運用ルール化しておきましょう。

注意点5:配信頻度・タイミングの最適化を怠ると、配信解除と開封率低下を招く

R-Mailは店舗側が決めたタイミングで一斉に送るプッシュ型です。

頻度が高すぎたり内容が画一的だったりすると、受信者の関心が薄れ、開封率の低下や配信解除につながります。

押さえておきたい理由

配信解除が進むと、注意点2の「配信対象母数」がじわじわ減り、リピート施策の土台そのものが痩せていきます。

短期的な配信数の確保が、中長期のリーチを削る結果になりかねません。

対応ポイント

開封率・クリック率・配信解除率を継続的に確認し、頻度と内容を調整します。

セグメントごとに配信間隔を変える、件名や配信時間をテストして最適化するなど、母数を守りながら接点を持つ設計にしましょう。

顧客セグメント別に考えるR-Mail運用設計

ここまでの施策を「いつ・誰に」当てはめるかを整理するのが、運用設計の考え方です。

リピート施策は、顧客を一枚岩で捉えず、状態ごとに分けて考えると一気に精度が上がります。

R-Mailで実際に分けられる顧客セグメントの軸

この設計が現実的に成り立つのは、R-Mailに実際の絞り込み機能が備わっているからです。配信リストは「ユーザーのアクション」と「ユーザーの属性」の2軸で設定でき、アクションでは購入期間・購入履歴(購入回数など)・メール購読開始日、属性では会員ランク・都道府県・性別・年齢・誕生月といった条件で絞り込めます。

設定した条件は保存でき、送信時にはリストの内容が常に最新の状態に更新されるため、一度設計すれば継続的に運用に乗せられます。

参考:メール配信(R-Mail)-楽天市場出店

顧客セグメント × アプローチ対応表

この絞り込み機能を使い、顧客を状態別に4区分して、前章の施策を割り当てます。

セグメント

R-Mailの絞り込み軸

アプローチ

初回購入者

購入履歴(1回)

サンクスメール/2回目を促す初回限定クーポン

リピート見込み層

購入履歴(2〜3回)

関連商品提案/まとめ買い・定期化の提案

優良顧客

購入履歴(複数回・高頻度)

上位向け特別オファー/新商品の先行案内

休眠顧客

最終購入から一定期間経過

復帰を促すカムバッククーポン

LTV視点の運用設計

このように分けると、「全員に同じメルマガを送る」状態から、「LTVを伸ばすために、いま誰に何を届けるべきか」という運用に変わります。

「LTV視点で運用を設計する」とは、目先の1回の売上ではなく、顧客一人あたりの生涯価値を最大化する配信計画を立てることです。

配信計画には、注意点1で触れた無料枠・有料枠の使い分けや、注意点5の配信頻度の調整も組み込みます。

「全体への定期接点は無料枠で、優良顧客や休眠顧客への狙い撃ちは有料枠で」といったコストと頻度のバランスを設計に織り込むことで、施策が散らからずに積み上がっていきます。前章の4施策は、このフレームを回すための実行手段だと捉えると整理しやすくなります。

R-Mailの効果をさらに高める3つの“+α”領域

ここまでR-Mailを軸にしたリピート施策を体系化してきました。

R-Mailは既存顧客との接点づくりに非常に強い機能ですが、その効果をさらに伸ばすために知っておきたい“+α”の領域が3つあります。

R-Mailの得意な範囲と、その先で伸ばせるポイントを整理しておくことで、次の一手が見えてきます。

1. リーチを広げる

R-Mailは、受信許諾した登録者に確実に情報を届けられるのが強みです。

一方で、まだ受信許諾をしていない来訪者や、店舗都合の一斉配信だけでは届ききらない層へのリーチには伸びしろがあります。

受信許諾者という母数の中だけで施策を回していると、配信内容を改善してもリピート施策の効果が頭打ちになりやすいものです。

受信許諾の獲得施策で母数を増やしつつ、サイトに来訪したお客様全体に届く接点を併用することで、リーチをもう一段広げられます。

2. パーソナライズを深める

R-Mailは、購入履歴・購入期間・誕生月などのグループ単位のセグメント配信が得意です。ここからさらに、一人ひとりの「今この瞬間の関心」に合わせた提案まで踏み込むと、訴求の精度が上がります。

グループ単位の訴求だけだと、閲覧中の商品や個別の文脈に合った提案までは届きにくく、購入率(CVR)向上の余地を取りこぼしがちです。

行動データに基づく個別アプローチの仕組みを併用することで、パーソナライズを一段深められます。

3. 双方向によるメッセージでの接客を加える

R-Mailは「購入後に思い出してもらう」接点づくりが得意です。ここに、お客様が購入を迷っているまさにその瞬間に双方向で応える接客を加えると、リピートまでの体験が一段強くなります。

楽天市場の買い物環境は店舗ごとに対応の違いがあり、その差はお客様の購入判断にも影響します。

「サイズが合うか不安」「在庫はあるか」「自分に合うのはどれか」

こうした購入直前のためらいは、後からメールを送っても解消しづらく、その場で応えられないと機会損失につながります。特に高単価・初回・ギフト購入のお客様ほど即時の回答ニーズが高く、夜間や休日の取りこぼしは売上に直結します。

こうした場面に役立つのが、購入前・購入時に双方向にメッセージでやり取りができる接客の仕組みです。

なお楽天にも、お客様とメッセージ形式でやり取りできる標準機能「R-Messe」があり、問い合わせ対応の窓口として活用できます。R-Messeでは、お客様から届いた問い合わせに店舗が応答することができます。

購入前・購入時に双方向でやり取りできる接客の仕組みを加えることが、リピーター施策の打ち手になります。

参考:R-Messeを含む標準機能一覧(出店プランと費用) - 楽天市場

より高度なリピート施策へ:購入前・購入時の接客

前章で見たように、R-Mailの強みは購入後のフォローにあります。この強みを活かしきるうえで欠かせないのが、購入前・購入時の接客と“つなぐ”という視点です。両者を組み合わせると、再訪したお客様を購入へとつなげやすくなります。

鍵になるのは、その場の対応を一度きりで終わらせないことです。

購入前・購入時のやり取りで得られたお客様の声(VOC)を蓄積し、次回のR-Mail配信のセグメントや訴求内容に還元する。こうして「購入後のフォロー(R-Mail)」と「購入前・購入時の接客」が連動すると、顧客理解は回を重ねるごとに深まり、リピート施策が積み上がっていきます。

楽天市場での問い合わせ対応は、標準機能「R-Messe」(メッセージ形式の問い合わせ管理)が窓口になります。R-Messeは、お客様から届いた問い合わせに店舗が応答する仕組みで、問い合わせ対応を効率化できます。

一方で、お客様が購入を迷っているその瞬間に、店舗側から働きかけて疑問をその場で解消します。こうした接点を別に用意できると、リピートまでの体験はさらに強くなります。これが、ここでの強化の打ち手です。

この購入前・購入時の双方向コミュニケーションと、そこで得たお客様の声(VOC)を顧客理解につなげる役割を担うのが、顧客理解のためのAIエージェント「チャネルトーク」です。

チャネルトークは、楽天市場向け開発に知見を持つエクレクトと連携し、楽天市場の「R-Messe」に対応した連携アプリの開発を進めています(2026年6月現在)。

実現すれば、楽天市場の問い合わせも含めて複数チャネルの対応をチャネルトーク上で一元管理できるようになります。

楽天市場のR-Messeとの連携アプリを開発中のチャネルトークについて詳しく知りたい方は、ぜひサービス概要資料をダウンロードしてください。👉 サービス概要資料を無料でダウンロードする

参考:エクレクトとChannel Corporation、テクノロジーパートナー契約を締結。楽天市場出店企業におけるカスタマーサポートDXを加速

まとめ:R-Mailを「起点」に、リピート施策を設計する

楽天市場でリピーターを増やすには、まず低コストで既存顧客と接点を持てるR-Mailを使いこなすことが出発点になります。

そのうえで、ターゲットメールクーポンや購入履歴別の段階配信、会員ランク・ポイント施策といった楽天独自の仕組みを組み合わせれば、リピート促進の打ち手は大きく広がります。

一方で、無料枠やメール形式、受信許諾、配信頻度など見落としやすい運用上の注意点を押さえておくことも、取りこぼしを防ぐうえで欠かせません。大切なのは「全員に同じ配信」ではなく、顧客を状態別に分け、LTV視点で運用を設計することです。

さらにリーチ・パーソナライズ・双方向でのコミュニケーションの3点を“+α”で補えば、リピーター育成は次の段階へ進みます。まずは自店の顧客を状態別に分けるところから始め、メルマガと「購入の瞬間」の体験設計をつなげていきましょう。

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